お口の中の病気には色々とありますが、むし歯と歯周病が2大疾患と されています。
一般歯科では、虫歯・歯周病・義歯の治療を主に行います。
歯は一度削ってしまうと元のようには戻りません。天然の歯に勝るものは無いですから、出来る限り削らないように最小限の治療を心がけております。 むし歯を治療した後、お口の中の環境が治療前と変わらなければ、再びむし歯になる可能性は高くなります。そうならないためにも、しっかりと「予防」していくことが大切です。
当クリニックでは、むし歯のリスクをふまえた予防への取り組みを行っております。齲蝕活動性試験(CAT21テスト)を用いて、簡易的にリスクの判定を行います。
Er:YAGレーザーによる治療はレーザー光で組織を蒸発していくので基本的には振動はありません。
ドリルが回転するあの「キーン」や「ガリガリ」と歯を削る振動音もなく、ストレスの少ない治療が受けられます。
また、レーザー治療は、ほとんどの治療が無麻酔(麻酔無し)でできるほど、痛みを最小限に抑えられます。麻酔注射による痛みや不快な思い、恐怖を感じることがないだけでなく、菌を除去する効果があり、処置後の早い治癒も期待できます。
治療においてEr:YAGレーザーは、むし歯治療をはじめ、歯石除去・歯周病治療・歯茎の黒ずみ色素沈着除去・歯肉の切開・切除など幅広く利用頂けますので、いつでもご相談ください。
歯周病は、目に見えない歯茎の溝の中に起こり、気づかないうちに進行してしまいます。 現在、歯周病には成人の約80%がかかっているといわれています。
最近では、歯周病の人ほど心筋梗塞などの心臓血管疾患にかかる率が高い、糖尿病とで色々な合併症を引き起こす、また妊婦さんでは、早産や低体重児を出産するリスクが高いといわれています。
歯周病予防の基本は、プラークコントロールつまりはブラッシングです。 「磨いている」と「磨けている」とは全く別のことであり、きつい言い方をすれば,「磨いていても磨けていなければ意味がない」ということになります。
ご自分に合った歯ブラシをお使いですか?
歯ブラシの持ち方は正しいですか?
正しい位置に歯ブラシが当たっているでしょうか?
磨く順序は?
お口の中が人それぞれは違うように,ブラッシングの方法も違っています。
ですから,歯科医師、歯科衛生士と相談しながらご自分に合ったブラッシングの方法を見つけ出し,それを続けていくことが大切です。
そうすれば,自然にきちんと磨けることにつながります。
当クリニックでは、それぞれの患者様の病状や歯周病のリスクをふまえ、健康で過ごしていただけるよう治療に取り組み、予防できるよう努力しております。
歯周病の予防法や治療法を正しく理解して、ご自身の歯を1本でも多く残しましょう。
1つでも当てはまる症状がある方は、歯周病の可能性があります。
1.朝起きたとき、口の中がネバネバする
2.ブラッシング時に出血する
3.口臭が気になる
4.歯茎がむずがゆい、痛い
5.歯茎が赤くはれている(健康的な歯茎はピンク色で引き締まっています)
6.硬いものが噛みにくい
7.歯が長くなったような気がする
8.前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間が出てきた
重度の病気や怪我などの原因で、歯科医院へ通院することが困難な高齢で寝たきりの介護を受けている方やお体の不自由な方などに関して行われる診療です。 歯科医師がご自宅・施設に訪問して歯科治療を行います。 通常、歯科医院から半径16kmが訪問診療の訪問範囲内となっています。 訪問歯科診療においては、むし歯、歯周病、入れ歯等の治療はもちろんのこと、 口腔ケアや嚥下訓練なども行っています。
・むし歯、歯周病治療
・入れ歯の調整、作製
・口腔ケア(ブラッシング指導など)、口腔リハビリテーション
・治療終了後のリコール(定期健診)
医療保険(治療関係)と介護保険(指導関係)ですべて治療できます。治療を居宅で行うか、社会福祉施設で行うか、あるいはお一人だけか複数人かにより、多少治療費が変わります。患者様の自己負担割合やお口の状態、治療内容によっても多少変わりますので、あらかじめご了承下さい。
自分にできる医療、社会のサポートを行っていこうという想いから障がい者診療を行っております。心身に障害(知的障害・発達障害や身体障害など)をもった方々のお口の健康を増進・維持できるよう 、虫歯や歯周病の治療、予防管理を行っています。
障害をもった方が少しでも安心して治療を受けて頂けるよう心がけております。
そのため、診療所をバリアフリー設計にしております。